病院で大切な方を亡くされた直後、医療スタッフから
「ご遺体を搬送する葬儀社を決めてください。」
と言われ、戸惑われる方は少なくありません。
「こんなに急いで決めなければいけないの?」
「まだ家族とも相談できていないのに…」
そんなお気持ちになるのは、ごく自然なことです。
でも、ご安心ください。
病院から「搬送してください」と言われても、すぐに葬儀の内容や日程、費用まで決める必要はありません。
まずは、故人を病院からご自宅や安置施設などへお連れすることが必要なのです。
「搬送」と「葬儀を決めること」は別です
病院には、次に治療を必要とされる患者さんを受け入れる役割があります。
そのため、ご逝去後は病室を空ける必要があり、ご家族にご遺体の搬送をお願いすることがあります。
ここで大切なのは、「搬送してください」という言葉が、「今すぐ葬儀社を決めて、葬儀のすべてを決定してください」という意味ではないということです。
まずは故人を安心してお迎えできる場所へ搬送し、その後、ご家族が少し落ち着いてから、葬儀について相談していくこともできます。
搬送したその場で、葬儀の内容や費用をすべて決める必要はありません。
まずは「搬送だけ」のご相談でも大丈夫です
「まだ何も決まっていないけれど、葬儀社に電話しても大丈夫なのだろうか?」
と心配される方もいらっしゃいます。
もちろん、大丈夫です。
まずは搬送についてご相談いただき、その後、ご安置先や教会との調整、ご葬儀の日程などを一つずつ考えていくことができます。
キリスト教葬儀の場合は、教会や牧師先生との日程調整なども必要になりますので、ご家族だけですべてを急いで決める必要はありません。
お電話では、分かる範囲でお伝えください
搬送をお願いするときも、最初からすべてのことを説明できなくても大丈夫です。
分かる範囲で、次のことをお知らせください。
- 病院や施設のお名前
- 故人のお名前
- 教会との関わりがあるかどうか(分かる範囲で)
これらをお伝えいただければ、まずは搬送の手配を進めることができます。
その後のことは、ご家族の状況を伺いながら、一つずつ確認していきます。
焦って決める必要はありません
大切な方を亡くされた直後は、悲しみの中でさまざまな判断をしなければならず、冷静に考えることが難しいものです。
だからこそ、まずは故人を安心してお迎えできる環境を整え、その後、少し落ち着いてから葬儀について考えていくことが大切です。
病院から「搬送してください」と言われても、慌ててすべてを決める必要はありません。
「何も決まっていないけれど大丈夫だろうか」
「何から始めればいいのか分からない」
そんな状態でも構いません。
まずは現在の状況をお聞かせください。
私たちが一つずつご案内しながら、ご家族に寄り添ってお手伝いいたします。